2011年9月15日木曜日

M/D

8月、9月の頭はこれを読んでいました。

「M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究」

これは当時ハードカバーで買おう買おうと思ってた矢先に
出版社が日本撤退して買えず悔しい思いをしていた本なのです。
この度ついに待望の文庫化。即買いしちゃいました。
上巻が8月頭で下巻が9月頭の発売。
下巻の発売がとっても待ち遠しかった!

菊地成孔・大谷能生共著のシリーズですが、今までで一番面白いかも。
これまでも「東大のアイラー」や「憂鬱と官能」を読んで
ともに面白かったんですが、個人的には今回が一番かも。

まずマイルスが単純に好きなのは当然なんですが、
今回は今までの口語調ではなく文語調になったので圧倒的に読みやすいです。
すべて大学等の講義録ではあるんですが、
出版する段階で文語調になると本当に読みやすくなりますね。
菊地・大谷両氏の語彙の豊穣さは素晴らしいのでさらに生きた感じ。

加えて内容は文句なし。
実際の講義録も非常に面白い視点からの切り口で良いですが、
何より出版するにあたっての付録が素晴らしすぎ。
ファッションも含めたモードの分析や楽曲の分析も面白いし、
一番はケイ赤城氏のインタビュー。
実際にステージに一緒に上がっていたミュージシャンの生の言葉、
考察はとてもリアルで素晴らしいですね。
マイルスのサウンドに対する片鱗が見えるようでした。

これは何度も読み返す事になりそうです。
超オススメ。

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