2016年11月13日日曜日

セゴビアスケール。

普段からもちろん練習をしているわけですが、私の場合基礎練習の比率が高いです。そう、基礎練習が好きなのです。


なかでもやはりスケールが好きです。

アルペジオの練習とかも良いし、するのですが、やはりスケールを弾いている時の右手と左手をマッチングさせて行く感じがたまらないんですよね。

ギターの場合ズラせば移調出来るので基本はCメジャースケールばかり。これさえしっかりやればあとはズラすか、1音、もしくは2音の変化で主要なスケールは弾けますからね。

でも最近は他のキーのスケールも練習しているのです。これが面白い。

いわゆる「セゴビアスケール」と言うもので、キーにより2オクターブから3オクターブに渡って弾くスケール練習なんですが、何より運指が面白いのです。うまく言えないけど、ピアノみたいに平面でポジション移動していく感じと言うのかな、おそらく速く弾くには不向きだけど、同一弦上での移動は音色が美しいですね。
弾いていてふと思ったのはジムホールが独特の運指でメロディを弾いたりしていたのもこの辺と同じか、似たコンセプトだったのかな?

そして同じメジャースケールなのに弾くだけで充満するこの気品。メロディックマイナーも美しく、クリックに合わせてスケールを弾くだけでまるで練習曲を弾いているかのようです。

色々なキーでも運指が違うので飽きないし、またポジション移動が激しく、多くの場合行きと帰りで違うポジションを使うので同じ運指のキーでも不思議と景色が違うので楽しいですね。

まだまだ知らない事や出来ない事があって楽しいな。

0 件のコメント:

コメントを投稿