2014年11月24日月曜日

Radio Rewrite

大好きな作曲家、Steve Reichの新作、Radio Rewriteを聴いています。


「作曲家」として見たら一番好きかなぁ。もう2年くらい前だけど、コリンカリーグループで観たライヒの曲、ドラミングの演奏は本当にすごかったです。間違いなくベストライブの一つ。

そんなライヒの新作はレディオヘッドのジョニーグリーンウッドが絡んでいる、と言うこれまた好きなギタリスト絡みなので気になっていたのです。エレクトリック・カウンターポイントもジョニー版で再録とのことで興味深かったし。

で、聴いてみたらやっぱいいですね、ライヒ。

エレクトリックカウンターポイントはメセニー版、加藤訓子版それぞれとも違って、よりエレクトリックさが出た感じで良いです。どれも良くて甲乙つけがたいなぁ。そして目玉はやはり新曲、Radio Rewriteでしょう。その名の通りRadioheadの曲をライヒ流に切り刻んで再構築した曲。一聴するとライヒっぽくない美しい曲なんですが、聴いていくにつれてどんどん引き込まれるんですよね。んで、気づいたらライヒワールドにどっぷり。

ライヒが切り刻んだレディオヘッドの元ネタは2曲あって、Everything In Its Right Place(Kid A収録)とJigsaw Falling Into Pieces(In Rainbows収録)なんですが、元ネタを両方知っていても関係ないですね笑。知っているけどもはやライヒの曲に消化されてます。ライヒが作るわけだからもちろんロックしているわけじゃなくミニマルだし、でもレディオヘッドの持つあのクールな雰囲気はしっかりあるっていうか、ライヒにもあって共通点な気がしますね。

やっぱライヒ好きだなぁ。

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