2017年8月1日火曜日

ニコ・ロハスについて。

先日新たに購入したニコ・ロハスのセカンド作。これがまた良いですねー。


ニコ・ロハスはキューバのフィーリン誕生に深く関わったギタリストなんですが、本人はプロにはならず、アマチュアを貫いた異色のミュージシャンです。

まずファーストが素晴らし過ぎたんですが、セカンドも本当に素晴らしい。曲はセカンドの方が幅が広く感じますね。カバー曲がある分かな?良い感じです。

私の中のフィーリンって言うのはギターと歌で、その場の雰囲気を重視してジャズ的な要素(ハーモニーやアドリブ性)を入れた音楽のイメージなんです。ちょうどセサル・ポルティージョの弾き語りやパブロのギターデュオ作品のような。

でもニコ・ロハスはそれよりもクラシック的ですね。それも印象派方面なのかな?

そもそもがキューバ音楽はバロック系のクラシック的要素が強いと思うのですが、ニコ・ロハスは同じクラシックでも別のところからアプローチしている感じですね。もっと構築美と言うか、そういうところ。ひょっとしてキューバで探せば譜面が存在したりするのかな??ニコ・ロハス本人は独学みたいだしさすがにないかな?

クラシカルなんですが、やはりキューバの音楽なので素晴らしい雰囲気。まさにフィーリン溢れるサウンドです。

ずっと聴いていられるもんなぁ。

この2枚しかないのが残念過ぎる!

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