Avishai Cohen TrioのGently Disturbed。
アヴィシャイ・コーエンって、ずっと知ってはいたけど、なんとなくほとんど聴いて来なかったんですよね。今回もアヴィシャイが聴きたくてって言うよりも、ドラマーのMark Guiliana目当てで買ったのでした。
マークさん、良いんですよね。元々はブラッドメルドーとのデュオで知ったのですが、知的でありながらダイナミクスの幅が大きくて好きなドラマーなわけです。
が、このトリオは素晴らしいですね!特にピアニストのShai Maestroが素晴らしい。本名でしょうけど、すでに名前からマエストロ。クラシカルでありながらリズムのコントロールが抜群で好きなピアノです。タッチもジャズっぽくなくてまたいい!
最近のピアノトリオって、こうなんですよね。おそらく原理主義者から見たら最早ジャズなのかどうか。実際このアルバムに4ビートはないしね。ワタクシ的にはとても好きです。ちょっとロベルト・フォンセカのサウンドに通じるところもありますね。キューバとアメリカ(アヴィシャイはイスラエル)、ラテンとジャズとか、色々と違いはあるけど発展させていった先に観える景色が近いものになることはありますよね。
もちろん親分のアヴィシャイ・コーエンも素晴らしかったですよ。サスティンのある柔らかいタッチのベースは好みです。
しかし、いいピアニストだなー。
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