2015年5月30日土曜日

クラーベの謎。

次回6月4日のワイコデスカルガのために譜面を書きました。


今回もキューバントラディショナル、珠玉の名曲です。お楽しみに!

この手の古いアコースティックのキューバ音楽はある程度定番の進行や作曲家によって決まった型みたいなものがあるのでコードなんかを採るのはそんなに難しくないんですが、リズムを分析するのが大変な時があります。

クラーベって言うのは2小節(2-3または3-2)で1セットなので曲の途中で1小節でひっくり返る事はないわけです。で、2側や3側にそれぞれ特徴的なメロディーや伴奏のリズムって言うのがあるので、曲の中でクラベスが鳴っていなくてもある程度2-3か3-2かの判断ってのが出来るんですね。

しかし今回の曲は3-2で始まって、後半のモントゥーノは2-3のような気がするんだけど、曲は偶数小節のままで2-3には入れ替わってないんですよねぇ。まあ、絶対2-3!とまでは思わない(3-2っぽい部分もないわけではない)んですが、実際のところはどうなんだろうか。

困った事にキューバ音楽ってこういうのちょくちょくあるんですよ。

ただ、超名演と言われてる伝説のバンドの代表作なんかでも当時は一発録りだから普通にトレス奏者なんかが間違えて、それに合わせてクラベス奏者が途中でクラーベを叩き直してひっくり返っちゃったみたいなのはあるし笑、あとは考えてるのか考えていないのか、奇数小節のメロディーをそのままリピートして1回目と2回目のメロディーでクラーベが違う曲なんてのもあるし、厳格なようで結構適当なんだろうなぁ、なんて解釈してますけど。

キューバのトラディショナルの曲のリズム事情に詳しい方、会った時にでもどなたかご教授下さい笑

と、言うわけで6月4日の木曜日。ワイコデスカルガでお話しましょう!

2015年5月27日水曜日

16ビート、カッティングのコツ。

昨日のレッスンにて。

前から少し思ってはいたんですが、16ビートのカッティングって右手が難しくて、皆さんなかなかあの感じが出ないんですよね。

で、パーカッションのシェイカーの感じが使えると思っていたのでふと教室のスタッフさんに「ダメ元で聞くけどギターのレッスンにシェイカーとか備品で入れられないですよね??」なんて聞いてみたらあっさりオッケーでした笑


もちろん私はパーカッショニストでもなんでもないので、その辺を生徒さんに正直にことわった上で笑、シェイカーの振り方を簡単にやってから一緒にビートの共通の感じをやってみたけど、生徒さんたちもいつもと目先が変わって新鮮だし、何よりビートの雰囲気が分かったみたいで面白かったみたいです。もう備品で入れてもらっちゃいましたからね、今度からちょくちょくやろ笑

16ビートものはラテン系のリズムと共通点が多いですね。リズムを16分音符(ラテンなら8分音符)4つひとまとめでとっていく感じがまさにそうだし、4つのうち1つ目と4つ目がある程度強くなるのも同じ。もちろん共に違う部分も沢山ありますけどね。16系は2-4だしラテンは1-3ですしね。

とにかくこの強弱が難しくて右手の振り抜きとかの感覚を掴むのに苦労するんですよね。もちろんまだまだ私も練習しなきゃならんのですよ。

カッティングをしただけで聞いた人の意思とは無関係に身体が踊り出すほどのグルーヴが欲しい。

2015年5月26日火曜日

BBE FREE FUZZを入手しました。

もう先週の話ですが、ファズを購入しました。


エフェクター買うの久しぶり!まあ、必要十分にはありますからね。でもファズは今まで買った事がなかったのです。ここのところ前にファズを自作して以来ファズにぞっこんなんですよ。それでついに製品を購入、と相成りました。

BBEのFREE FUZZという機種です。

名前の通り?ジミヘンドリックスを意識した所謂ファズフェイス系。シリコントランジスタを使用との事ですが、詳しくないので良く分かりません。ゲルマニウムトランジスタは温度変化に弱いとか??シリコンとゲルマニウムは音が違うとか??良く分かりません。とにかくこれはシリコントランジスタ使用との事。

音色はファズとしてはなかなか使い安い部類じゃないかな。ファズらしさはばっちりありつつも荒すぎず少し締まった感じで良い塩梅です。ゲインの設定によってはディストーション的にならなくもない、かな。でも何しろ決定打はシングルはもちろんハムのレスポールと相性が良かった事。これ私にとってはとっても大事です。ファズってハムだとこもっちゃうのが多いんですよねぇ。とくにこれはその辺が他に比べて一番良かったのです。

しかし、分かってはいたけど試奏してみるとファズでも千差万別ですねぇ。色々弾いてみたけど私の好みはマフ系よりもファズフェイス系でした。マフ系も良かったんだけど、やっぱりファズフェイス系のボリュームへの追従性、タッチに対する敏感さが絶対的にファズフェイス系じゃなきゃって感じでした。逆にオルタナとかならマフ系も良いですよね。実際そういうギタリスト多いし。

しばらくはこのフリーファズを使っていこうと思います。今まで使った事がなかったからか、ファズって未知の、底知れぬ魅力を感じます。オーバードライブやディストーションが物足りなくなるようなこの感じ。

ノイズも含めて楽しめそうです。

2015年5月22日金曜日

Boleros de oroに酔いしれて。

先日、とある席にて。


その会は、不定期開催の通称「ボレロ・フィーリンを語る会」(個人的に勝手に命名)。

ホセだ、パブロだとか、あの曲はとかこの曲はとかをうだうだ飲みながら語る、まあ、普通の飲み会とも言わなくもないような会なんですが。。そこでふと話題に上がったのが写真のBoleros de oroと言うアルバム。

黄金のボレロ集、と言ったところでしょうか。

これ、私はもう5年は聴いている愛聴盤で、4枚組なんですがとても古いものからそこそこ古いものまで笑、ボレロばっかり入っている大好きなアルバムなんです。とにかく4枚組のボリュームもあって聴く度に新たな発見があったりして何回聴いても飽きないんですよね。

まさかそんなアルバムを知ってて、同じく愛聴して話が出来るなんてね。キューバ音楽と言ってもアコースティックのキューバ音楽好きは少なく狭い世界ですが、中でもボレロやフィーリンと言うとそもそも日本でどれくらい好きな人がいるの?って感じなくらい会わないので感動しました。

もう一つ、ヌエバトローバのコンピレーションの存在も知ってたのも笑えたし、なんとも楽しい行って良かった会でした。

ボレロ・フィーリンを語る会、恐るべしです。

2015年5月20日水曜日

6月のワイコデスカルガは4日です。

いつも楽しいワイコデスカルガ、来月の開催は4日です。


・2015年6月4日(木)@小岩Back In Time
ワイコデスカルガ(ラテン・ボサノヴァ・アコースティック系ジャムセッション)
浅見由加(per)、浅見出(g)
19:30~  お客様参加型のジャムセッションです。

毎月第一木曜日定期開催中!

2015年5月17日日曜日

Blues Boy

B.B.kingが亡くなりましたね。


年齢もあるし、何より以前からずっと病気でしたからね、ある程度分かっていた事とは思います。もちろん追悼の気持ちはいっぱいですけどね。

B.Bで好きなのはやっぱりLive at the Regal。最初にMCで紹介されて、B.Bのギターが一音鳴っただけですぐヤラレちゃいます。私にとってセミアコの理想のトーンの一つだなぁ。程よいアンプのオーバードライブに(多分)フロントピックアップでトーンを絞り気味でね。R&Bに寄った時期も好きなんだけど、やっぱりこのブルースを歌うライブ盤が好きですね。

中学生の頃からブルースにはまって、リトルウォルターやマディウォーターズとか色々聴いてたんだけど、「ギタリスト」って意味ではやっぱB.Bが好きでしたね。他のブルースマンに比べて音質の良い決定的なライブ盤があったってのも大きいかな。

B.Bは高校生の頃にブルースブラザーズ2000に出たり、クラプトンと共演作を作ったりして私の中では中学生以来のB.Bリバイバルがあったり、つい数ヶ月前もB.Bを含めてブルースをずっと聴いてたりとか定期的にサウンドを確認するような感じが不思議とあります。ブルースってシンプルだけど不思議な魅力がありますもんね。

How blue can you get?

2015年5月14日木曜日

ジョギングメモ97

5/13  5km

近頃また走ったりしてます。とはいえ昨日はまたまた2週間ぶり。色々と変化があるのは楽しいけど、ペースをつかむまでは今まで通り走ったりはなかなか難しいものです。

いつも通り昨日も夜に走ったんですが、この時期は適度に汗をかけて良いですね。涼しくて爽快とまでは行かないが、その分良い感じに汗をかけたと言う手ごたえを感じられるのです。

誰とも何とも競争しているわけでもないので、また出来る時に無理なくやるとしよう。


2015年5月12日火曜日

夜の練習はパルマー。

近頃の夜中の練習のお供はこちら。


PalmerのPOCKET AMP。

元々は昨年宅録用のラインプリアンプとして手に入れたんだけど、夜中の練習のヘッドホンアンプとしても最近は良く使ってます。ヘッドホンの挿入口が上面にあるってのがそもそもそういう使い方を想定していたのかもしれませんね。

練習として使っているので基本的にはクリーンで、強く弾くとほんの少しだけ歪むくらいのセッティングにしていますが、なかなか良い感じです。ノイズはまあ、この手のものはこんなもんかなってレベル。私の持っているデジタルのアンプシミュレーターよりはモコモコ感が少ないし、タッチも出るかな。あくまで夜中とかでアンプで鳴らせない時のためなのでもちろん本物のアンプとは比べるまでもないけど、なかなか良いです。

歪みなんかはむしろ結構良いですね。練習では何か意図がない限り歪ませたりはあまりしないけど、歪みでこそ本領を発揮するアンプシミュレーターなんでしょうね。

パルマーのポケットアンプ、宅録だけでなく、夜中の練習まで重宝してます。

やっぱエレクトリックは生音じゃないんですよねぇ。

2015年5月8日金曜日

ワイコデスカルガ御礼!

昨夜のワイコデスカルガにご来場の皆様ありがとうございました。


今回は国際色豊かでしたね!久々にスペイン語でやり取りしたけど、まあ出てこない笑。元々片言程度しか話せないのにそれすら出てこないと焦りを通り越して笑えますね。でも話し相手が優しくてとてもゆっくり丁寧なスペイン語を話してくれたので言っている事はだいたい分かりました。って、それは実力でもなんでもないですね。。

演奏は今回もキューバものを中心にボサノヴァやメキシコのボレロなんかもありで盛り上がりましたねぇ。みんながテーブルにある小物パーカッションをそれぞれ思い思いに振っているのをギター弾きながら見るのが好きです。今後もどんどん参加して下さいね。


ところで昨日はアンプを持ち込みしていました。AERのBINGO II。以前とあるライブに持って行った時に調子が悪くて困ったんですが、その後家で試したら全然問題ないので今回もう一度試してみたわけです。BITなら調子悪くても別のアンプがありますしね。

結果は問題なし。

んじゃ、あれはなんだったんだろ?お店側の電源関係だったのかなぁ?なにしろ問題がないなら嬉しい事です。今後も色々な演奏で使っていこっと。

次回もワイコデスカルガは勿論第一木曜日!
6月4日です。

お待ちしております〜!


2015年5月7日木曜日

本日ワイコデスカルガ

19時30分から小岩で!お待ちしております。


Oye como vaやりましょう!