2017年8月23日水曜日

ブログ移転します。

ここのところ、ここを含め2箇所でブログを書いていたのですが、
この度統一して、こちらのブログをひとまず終了いたします。

新しいブログは

https://www.asamimusicschool.com/blog/

です。

ワタクシと浅見由加さんと二人とも書いていますが、ワタクシはいつも通りライブのお知らせやライブの報告、その他に最近では音楽理論講座や機材紹介も書いているのでぜひぜひご覧くださいませ。

ワタクシのホームページも今後ともよろしくお願いいたします。

http://izuruasami.wixsite.com/izuruasami

2017年8月21日月曜日

来週水曜日は経堂です。

来週水曜日、8/30は経堂ペシュにてキューバンです。


・2017年8月30日(水)@経堂Peche
http://s.tabelog.com/tokyo/A1318/A131813/13179286/
末永雄三(tres)、毛利真帆(vo)、浅見出(g)
19:30〜

夏と言えばラテン!って事で料理もワインま美味しい経堂ペシュにてラテンナイト。

ソンやボレロだけではなく末永さんのオリジナルもオススメ。ミホさんも末永さんも優しく温かい雰囲気で素敵な一夜になりそうです。

席数が限られていますのでご予約がオススメです。

お楽しみに!

2017年8月14日月曜日

フィーリンライブレコーディング秘話

7/23のフィーリンライブから少し経ってしまいましたが、ご来場者限定CD-Rはお聴きいただけましたか?改めて、ご来場くださった皆様ありがとうございました。


今回はそのCD-Rのレコーディングについて少々書いてみようと思います。



フィーリンライブと言うくらいなので、もちろんコンセプトは「フィーリン」ですが、ライブではなくレコーディングなのでもっとライブでは出来ない事をやろう!と言うのが考えていた事でした。


全部で三曲でしたが、デュオでの一曲はオープニング、しっとりと夜中のライブハウスで歌うイメージ。


ガットギターを2本重ねた一曲はボーカルとギター2人のトリオのイメージ。分かる人には分かる、ホテル・ナシオナルの中にはの木陰でのイメージでした。ボーカルがマラカス振りながら歌うような感じで、マラカスをサラリと追加してね。


そして三曲目はフルバンド。ボレロだけがフィーリンじゃないしね。

パーカッションだけでもコンガ、ボンゴ、マラカス、ギロ、ウィンドチャイムにシンバルまで入っています。特にボンゴはボーカルまで録り終えた後に入れたので、歌やソロと良く会話していますので改めて聴いてみて下さいね。

今回は打ち込みを使わない!と言う明確な意思が最初からあったので、ベースももちろん手弾き。

そして打ち込みを使わないつもりだったので、ラッパ類ではなく使ったのがエレキギターでした。キューバ音楽のマナーやフィーリンと言うキーワードは絶対に外すつもりはなかったのですが、それでもロック的アプローチを入れたり色々しました。もちろん歌の邪魔はせず、でも結構むちゃくちゃなフレーズを歌の後ろで流したりやりたい放題笑。


この三曲目は結構やりたい事をやった感じで、楽しかったな。コーラスも3声でばっちり入れたり、ギターもガットとエレクトリックで何トラック使ったか分からないくらいでした笑


そして面白かったのは今回のレコーディングは全て自宅でやったこと。もちろん音質はレコーディングスタジオとは差があるし、マイク等の機材やマスタリングに差があるのは確かですが、それでも58を中心に必要十分な音質、そして何より自分のアイデアを時間や人間関係に左右されずとことん試せるのは魅力的でした。アレンジに関しては本当に私1人で、ミホさんとかにはオケが出来てから聴かせたくらいだったので、終わった今もっとこうしたい、と言うような欲は出てますが、ある一定の満足感もあるわけです。


まだまだ試したいアプローチは沢山あるのですが、ひとまずそういうのを試す良い機会になりました。付き合って歌入れしてくれたミホさん、パーカッションを沢山入れてくれた由加さんに感謝感謝。


CD-Rも好評で、音源付きでのチャージ設定が安すぎたんでは?なんてお声も頂いたりで嬉しい限りです。また面白いライブやCDなんかも企画しますのでお楽しみに。


しかし家でかなり出来るもんですよね!

2017年8月8日火曜日

コーネリアスのMellow Wavesを購入。

久しぶりに新譜を買いました。しかも国内アーティスト。




Cornelius Mellow Waves


コーネリアス11年ぶりのアルバム!と聞いてこれは買わねば、となんとなく思ったんですよね。


はっきり言ってコーネリアスにそんなに詳しいわけではないのですが、私の世代にとってFANTASMAはほとんどバイブル(だと勝手に思ってる)だし、本当に良く聴いたアルバムなんですよ。


FANTASMAは調べたら1997年発売なんですね。もう20年前かー!当時既にギターに夢中だった私はブルースやブルースロック、そしてもちろんヤングギター系笑ハードロックやメタルなんかも聴いていて、それは当時も既に古い音楽だったわけですけど、その一方でリアルタイムの音楽もたくさん聴いていたわけです。


ブラー、オアシス、ビョーク、レディオヘッド、ベック(ハンセン)、ジャミロクワイ、RATMKORN、リンプ、とかね。


中でも一番聴いたのはベックのOdelayと、ブラーのナース・アルバム、そしてコーネリアス・FANTASMAでした。


どれにも共通するのはなんとなく寂しげでクール、リリカルな世界だったのかなぁ。ビョークのホモジェニックも好きだけど、ビョークやビースティ、マッシヴアタックなんかよりもコーネリアスの方がコード感が強くて好みだったんだろうなぁ。レディオヘッドがKid Aを出すのは確かもう少しあとで、OK Computerは最高だったけど、私の周りでは私も含めてBendsの方が良いと言う評価だったし。


改めてFANTASMAも聴いているのですが、やはり凄いアルバム。これは本当に傑作だよなぁ。


そんなこんなでコーネリアスの新譜です。


いやー、久しぶりに新譜、しかも国内盤なんて何年ぶりだろ。でも直感に従って正解でしたよ。


コーネリアスはFANTASMAこそかなり聴いたけど他はほとんど聴いてなくて、フリッパーズ・ギターは多少聴いてたけど、なんとなく当時アイドル人気に感じて敬遠してた笑ので、そんなに詳しいわけではないのですよ。


でも、このMellow Waves、とても良いアルバムです。やっぱりコーネリアスのセンスと言うか雰囲気好きだなぁ。


上記の通りコーネリアスに関してはFANTASMAくらいしか聴いていないワタクシですが、比べてみるとだいぶ落ち着いてる感じ。で、センスが大人っぽくなったのかな。もちろんサンプリングとかものすごくて、ヘッドホンなんかで聴くとものすごい音像だったりするんですけど、でもより内省的でリリカルなさうになった気がする。


なのに、ギターだけがすごーく生々しいサウンドで、それがまたとても良いのです。小山田圭吾さん、聞けばもうレコーディングではアンプは使ってなくて、普通にiRigでライン録りらしいのですが、とても良いですね。


やっぱ使いようと言うか作り方次第だよなぁ。


以前より質感を重視したようなアルバムでとても良いです。他の作品も聴きたくなるなー。

2017年8月4日金曜日

ワイコデスカルガ盛況感謝!

昨夜のワイコデスカルガへご来場のみなさまありがとうございました。


夏本番らしく盛り上がりました。ワイコデスカルガ精鋭ギタリストたちが教則本を手にしてくださったりと温かいみなさまに感謝感謝。

夏休み限定スペシャルギタリストが参戦でWトモキ結成!?のツインギターだったり、ラテンなスーパーピアニストだったり、初めましてなラテンパーカッショニストだったり、ワイコの吟遊詩人だったり、そして、いつも参加してくださるスーパーなメンバーだったり!

盛り上がらないわけがない8月のワイコデスカルガでした。

曲もブラジル系とキューバ系のバランスも良くなかなかみなさん暑いアンサンブルが聴けて楽しかったな。昨日は精鋭ギタリストたちのおかげで私は小物パーカッションやコンガも叩いたり。パーカッションって面白いですよね。シンプルだけど何か魔力のような強烈な魅力と言うか面白さがある笑。そしてやってみると難しい。

そんなこんなで8月のワイコデスカルガもありがとうございました。次回も第1木曜日、9月は7日です。

次はどんな楽しいアンサンブルに出会えるやら。

2017年8月1日火曜日

ニコ・ロハスについて。

先日新たに購入したニコ・ロハスのセカンド作。これがまた良いですねー。


ニコ・ロハスはキューバのフィーリン誕生に深く関わったギタリストなんですが、本人はプロにはならず、アマチュアを貫いた異色のミュージシャンです。

まずファーストが素晴らし過ぎたんですが、セカンドも本当に素晴らしい。曲はセカンドの方が幅が広く感じますね。カバー曲がある分かな?良い感じです。

私の中のフィーリンって言うのはギターと歌で、その場の雰囲気を重視してジャズ的な要素(ハーモニーやアドリブ性)を入れた音楽のイメージなんです。ちょうどセサル・ポルティージョの弾き語りやパブロのギターデュオ作品のような。

でもニコ・ロハスはそれよりもクラシック的ですね。それも印象派方面なのかな?

そもそもがキューバ音楽はバロック系のクラシック的要素が強いと思うのですが、ニコ・ロハスは同じクラシックでも別のところからアプローチしている感じですね。もっと構築美と言うか、そういうところ。ひょっとしてキューバで探せば譜面が存在したりするのかな??ニコ・ロハス本人は独学みたいだしさすがにないかな?

クラシカルなんですが、やはりキューバの音楽なので素晴らしい雰囲気。まさにフィーリン溢れるサウンドです。

ずっと聴いていられるもんなぁ。

この2枚しかないのが残念過ぎる!