2016年12月26日月曜日

ギター・テクニック・ノート。

この2カ月ほど、指弾きの再確認と言うか、アップデートに努めています。

で、最近やっている本がこちら。


ホセ・ルイス・ゴンサレスのギター・テクニック・ノート。

これはまだやり始めて1週間くらいしか経っていないのですが、既に効果を実感するとともに今後が楽しみな一冊です。

内容はと言うと、とにかくほぼ全て基礎練習と言う。スケールやアルペジオの練習譜面がとにかく並ぶ、並ぶ。それも右手の強化や左手の強化、と言った具合にテーマ毎に、そしてそれぞれ難易度順に並んでいるのでとても分かりやすいです。一つの譜例でも右手の指使いが色々なパターンで指定されているのでそれだけでも結構ボリュームがあるのです。

著者のホセ・ルイス・ゴンサレス氏はセゴビアにも認められたほどの美しい音色の持ち主だったそうで、この本をやればやるほどなるほど、と思わずにはいられませんね。

この本をやっていて面白いのは早く弾きたいと思わないこと。特に右手のタッチが今まで以上に気になるようになった事です。ヒトに分かるほどではないかもしれないけど、今確実に私のタッチが変わって、音色が変わってきているのを実感出来ているのは本当に面白いのです。まだ始めて1週間くらいなのでまだまだこれからですが、末長く付き合っていける教本に出会えたな、と言う気持ちでいっぱい。

やはり右手と左手のマッチングが大事ですね。

毎回思うけど、教則本はクラシックのものに限るなぁ。

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