前からずっと計画してたんですが、ついにやっちゃいました。
アコギを改造してキューバのトレスを作っちゃいました!
キューバ人も結構やってるしね。
私が習ったエフライン・リオス氏やコト氏なんかも改造したの使ってたし。
セプテート・トゥルキーニョのトレセーロも多分そうだと思われます。
とにかく、トレスを始めたいけど手に入れられないなんて人や
ギターを改造してみたかったって方の参考になれば幸いです。
まず必要なのはアコースティックギターのみ。当たり前か。
トレスは弦のテンションが高いのでトラスロッドの入った
スティール弦のアコギが良いのではないかと思います。
改造個所は2カ所のみ。
ブリッジピンの穴を複弦仕様にする事(穴を埋めて開け直す)と、
ナットを同じく複弦仕様に作り替える事。
私はリペアマンに説明してお願いしましたが、
器用な方なら自分で出来るでしょう。
写真は以下。
弦は1弦側からで.010, .010, .014, .014, .024, .010。
ソンをメインにやりたい方はもっと太くて良いと思います。
チューニングは注意して下さい。
普通のトレスは3弦からG,C,Eですが、ギターを改造する場合は
それでは弦のテンションがきつくネックが危ないので
1音下げでF,Bb,Dでチューニングして2フレットにカポタストをつけます。
これもキューバのミュージシャン達がやってる方法。
んで、音ですが良い感じですよ。
私の持ってるキューバ製のトレスは素晴らしい音色で気に入ってるけど
やはり音程やバズも含めて作りはかなり大雑把。
いつ壊れるかなって怖さなんかもあるんですが、
アコギ(まして私のは日本製タカミネ)だと本当に安心です。
音はまだ鳴りきらないけど良い感じでこれからまだまだ良くなりそう。
しかも元がアコギだからピックアップとかも色々試せそうですしね。
仕上がりも奇麗、期待以上の出来で本当に満足です。
もし改造を考えてるけどトレスに改造なんてリペアマンのとこに
持って行けないなんて思ってる方、仲介しますので
質問等でもお気軽にどうぞ。
これならもうキューバ製はあの一本で良いかな。
これ良いよ!
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